1895(明治28)年に初代金次郎が創業。ブランド名の「金水晶」は、地元では戦前まで金を算出していた金山と、金山から湧き出る名水が注ぐ水晶沢から名付けた。 かつて奥州、米沢、相馬街道が交わる宿場町として栄えた福島市松川町の旧街道沿いに昔ながらの蔵を構える。原料を厳選した純米吟醸や純米生貯蔵酒、本醸造、本生原酒など充実したシリーズ商品が根強い人気を集めている。 【まるとみ女将と金水晶酒造】 東京の大学を終えてそのまま長く東京に住み、蔵に戻ってきたのは2011年のあの大震災の後。福島市内唯一の蔵を守るためにUターンしたのでしょうが、初めて会った頃、蔵の事を何もしらないと言って、貪欲に真摯に勉強している姿に忘れていた何かを教えられた気がしたのです。 その後すぐ取引が開始になり、翌年の2016年7月に蔵にお邪魔させていただきました。 丁度純米吟醸の瓶詰をしている最中で、杜氏の佐藤誠二氏にお猪口いっぱい試飲させていただき、その旨みがぎゅっと詰まった上品な味わいに感動したのを覚えています。 金水晶さんはもちろん銘柄がたくさんありますが、その中でも純米吟醸は群を抜いていると思います。
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